真空シーラーといっても業務用もあれば家庭用もあります。
家庭用の中でも小規模添付でも使える機種もあります。
真空シーラー(真空シール器)を比べてみよう
業務用(チャンバー式/ノズル式) | 家庭用(溝式/ノズル式) | |
真空率 | 90-98% | 30-70% |
袋 | 業務用エンボス/業務用ポリ袋 | 専用エンボス/業務用ポリ袋 |
メンテナンス | オイル交換あり/分解掃除あり | 使い捨て/部品交換 |
大きさ | 小型でもオーブンレンジ | テッシュケースより一回り大きめ |
まず一番の違いは、真空率と連続稼働時間が違います。業務用は真空率も高く長時間の作業に適しています。逆に家庭用は作業スピードや連続稼働時間が短くなります。
メンテナンスの部分でも業務用はオイル交換があったりメンテナンスが必要になります。家庭用はほぼメンテナンスは必要ありませんが、消耗品の部品交換ができるかどうか?が選ぶポイントとなります。
ご家庭で使われる際、溝式、ノズル式どちらもあり値段もピンキリです。基本的には値段に比例して機能は良くなります。真空率もピンキリなので記載がないメーカーは要注意です。
またもう一つポイントは、シーラー幅(熱電線幅)です。糸のように細いものはしっかり密着できない可能性があります。シール幅は太いものを選んだほうがよいです。
チャンバー式 真空シーラー(真空シール器) の脱気方法
チャンバー式と、ノズル式、溝式との大きな違いであります。
チャンバー式は、ボックス(チャンバー)内に食品などを入れた袋をセットし、ふたを閉めてボックス内部を真空にします。ボックス庫内を真空にし空間全体で空気を抜くイメージです。食品内部の隙間の空気も抜けやすく真空率が高くなります。液体を真空する場合にも適しています。庫内を真空にするため、ノズル式に比べて時間1回の作業時間がかかります。また、値段も高額となり40万以上のものが多いです。リース契約もできます。
代表的なものとしては株式会社TOSEIの「TOSPACK」シリーズが有名ですね。
ノズル式 真空シーラー(真空シール器) の脱気方法
では、次にノズル式のシーラーを見ていきましょう!ノズル式というだけあって、袋の開口部にノズルを差込み真空ポンプで袋内の空気を脱気する方法です。ノズルを使うため袋が入口で引っ付いてしまい空気がすいづらいなどがありますが、コツがわかると中までしっかり吸うことができます。ただ、チャンバー式までの真空とはいきませんが、直接脱気するため短時間で作業できるのも魅力です。
ノズル式の真空シーラー(真空シール器)は家庭用としてだけでなく、小規模の飲食店でも活躍しています。場所をとらずさっと出して作業できるため手軽に使うことができます。
代表的なのは朝日産業株式会社の「ダッキー」です。日本メーカーなのも信頼がおけますね。
値段は安価なメーカーよりも高めですが部品交換ができたり、壊れたときの修理ができたりとやはり日本メーカーは安心です。
ノズル式は専用袋を使わず、業務用袋が使えることでランニングコストが抑えられ経済的です。いろいろなメーカーの袋が使え、サイズや用途で選べるのも魅力です。
私もいくつかのメーカーのノズル式を使ってみて、メーカー比較したときにやはり日本メーカーである朝日産業株式会社のダッキーに決めたのは、壊れにくいこと、ランニングコストが安いことがポイントでした。
BASEにて販売をしております。家庭用で使いやすい大きさの業務用袋も取り扱っていますので気になる方はご覧ください。私から購入するメリットとしては、うまくいかないときに公式LINEを使って動画診断をしてアドバイスができることと、修理の場合メーカー営業と連携して対応できることです。
あとは家庭で使いやすい業務用袋「シグマチューブ」のサイズを3サイズ厳選して一緒に販売しています。私自身がこのサイズを売っているAmazon、楽天がなくてとっても困ったことが取り扱うことになって経緯。なるべく送料も安くとレターパックライトを使って発送しています。
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溝式 真空シーラー(真空シール器) の脱気方法
最後に一般的に家庭用でよく見かける溝式の 真空シーラー(真空シール器) ですがメーカーによって性能がピンキリなのでその辺を見分ける必要があります。
また特徴として専用の袋=エンボス加工された袋を使わないといけないのも特徴です。
専用袋の値段が高めですが、溝一面でエンボス加工突起の隙間から空気を抜くため失敗なく短時間で作業できるのが魅力です。値段も安価な3000円台から1万円台と幅があります。脱気力にかなりの差があるため購入するときはその辺を見比べてから購入するといいですね。
溝式のメーカーはオプションで袋だけではなく容器や瓶などを真空にできるものあり、どう使いたいかでも変わってくると思います。
真空シール器(真空シーラー)まとめ
真空シール器(真空シーラー)がどのようなものがあるかはざっくりわかっていただけたでしょうか?そのことを踏まえて、
●自分は何をするために真空シール器を使いたいのか?
●どの程度使う予定なのか?
●なにを真空脱気したいのか?
●家庭で使うのか?業務で使うのか?
どう利用するかで相性の良い機種は変わってきます。実際に私のところへご相談やレッスンに来られる方は、はじめはどんな使い方をするのかわからないけど、とっても気になるってくらいの方もいれば、こんな感じで使いたいと思ってるとか、すでに安い機種は使ってるけど活用できてないなどのお悩みの方など様々です。業務で使いたいという方ももちろんいらっしゃいます。
私自身が真空シール器を初めて使ったときにうまくいかなかったことや、困ったことがあったからこそ、たくさんのことをお伝えできる引き出しができました。業務用の真空包装機についてもメーカー様とお仕事をさせていただくことになりより深い知識がついております。
これから買うことを検討されている方、活用方法が知りたい方もお気軽にお問い合わせください。真空シール器基礎レッスン内容はこちらになります。参加者のレベルに合わせて内容を変えております。現在はリクエスト制となっておりますので、お気軽に公式LINEやInstagramDMでご連絡ください。
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