真空シーラー狂 あや食堂のAYAです。
料理家として、企業レシピ開発や、スタイリング、写真、動画撮影をしていますが仕事としての料理と家庭での料理は別物です。もちろん、普通の人よりも料理が好きだから仕事にしているわけですが、だからこそ私のルーティンがだれかのやくになってほしいな!と思って私のごはんルーティンをご紹介します。
ラクするはずの「作り置き」が苦痛になる
食事の負担を減らそうとそうだ流行りの「作り置き」しよう!と意気込んでそれが辛くなってしまった人って意外に多いのではないかしら?
料理家である私も同じく、休みの日にわざわざ作り置きと考えるとやる気になれません。自分が作りたいときに大量に仕込むことって苦ではないのですが、休みの日にやらないといけない義務みたいになると途端にやる気が出ないんですよね。。。。
そうです、ラクをしたいはずなのに、その為にやる「作り置き」で疲弊してやる意味がないですよね?だってラクをしたいんですからね
一般的な作り置きと自家製レトルトの違い
どちらも同じように事前に作っておくことに変わりはありませんが、
大きくポイントを挙げると
私の推奨する自家製レトルトの考え方は
◎完成品を作って冷凍する
◎晩ごはんに多めに作る
◎わざわざ作り置きはしない
◎冷凍保存が基本
作ったらなくなるまで食べなくてはいけない作り置きと違い、忘れたころにレンチンして食べるので、おいしくいただけるのもポイントです。
家族の食べる時間が違ったり、仕事で遅くなってしまう日でも好きなものを選んで食べてもらえる楽しさもあります。
自家製レトルトの考え方
どんな料理も2人分も6人分も作る工程は変わりませんよね。写真では2倍となっていますが、我が家は3倍くらい作ります。特に揚げ物は準備と掃除が大変なので一気に揚げておくと◎
1食分に小分けして冷凍することもあれば、2人分にすることもありますし、お弁当用や小鉢用に半端物を小分け冷凍することもあります。
用途をいくつか想定しておくと、「あ!一品足りない!」という時にプラスできて便利です。
料理家の1週間の作る日と作らない日
こちらで見ていただけるとわかるように、作る日と作らない日を自分の中で割り切るととってもラクチン!自家製レトルト生活を始めて食事で困ることが減りました。食べなれた味がある安心感、手抜き間も出ずに組み合わせるだけで作れちゃう。
スーパーのお惣菜を使うことも我が家もあります。
我が家がスーパーで買う総菜は「黒豚シウマイ」と「煮豚」です。
どちらも半額だったら迷わず購入。自分で作る原価より安いんですもの!
そうやってうまく取り入れると、いつもの自分の味と冒険する味という感じで構成できます
レンチン10分で完成する晩ごはん
みなさん作り置きとか、冷凍保存をよく研究されますが、実は保存することよりも、どう温めるか?どう解凍するか?のほうが難しかったりします。私の料理教室の生徒さんもそこの質問が一番多いです。なのでそこをしっかり伝えるレッスンにしているのも普通の料理教室と違うところです。
たとえば、
「ほうれん草のお浸し」
↓
流水解凍
↓
解凍しやすいように薄く冷凍
↓
冷凍すると繊維が壊れるので固めに茹でる
というように逆算して冷凍することでおいしく出来立てのような定食が出来上がります。
レンチンなのかトースターなのかも結構大事です。レンジは中から加熱されますがトースターは外側から加熱されます。その違いをうまく使って再加熱することも大事です。
ほぼ自家製レトルト 冷凍保存つくりおきで献立をつくる
ポイントは、チキンカツはレンチンしないことです。鶏むね肉なので特にパサつきやすいですし、トースター解凍が◎
またレンジって便利なようで意外と同時進行に向かない調理法だったりします。
いろいろと一緒に温めると均等にあったまらないためレンジ待ちが発生しちゃう。
湯煎や量によってはフライパンのほうが早かったりもします。
ナスは際は熱するとグズグズになりやすいので流水解凍です。
というように料理別にいろんなポイントがありますが、それをわかってると10分でこの晩ごはんが完成するんです。
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